Q10

視聴率はいまいちだったらしいけど、私はこのドラマ大好きです。
最終回を見てやっぱりそう思った。
たけるんのファンでも、エーケービーのファンでもないので純粋に木皿作品ファンとして見てたんですが。
最後、リアルな女の子として出てきたまえあつは「かわいい女の子」には見えなかったけど、
Q10はほんとにかわいかった。
佐藤健の制服姿はステキで、以蔵といい、今年気になった俳優さんでした。
そして、野ブタ以外は視聴率が全然良くない脚本家さんだけど、やっぱり木皿さんの作品は心にしみる。
セクシーボイスアンドロボのあの扱いはひどかったよなぁ)
Q10は現代に存在してはホントはいけない存在だから、平太はリセットボタンを押さなくてはい
けないことはわかってたけど、
前回で月子に脅迫され押してしまったのは違った気がしてたので、今回みたいに平太が自ら選択してリセットボタンを押して
ホントに良かった。
世界平和とか、自分の愛する人を創造する全てのものを愛することとかいろいろ心に残ったけど、
私の中でいちばん響いたのは
忘れてしまったら存在しなかったことみたいになってしまうけど、でも存在したのは確かな事実だということ。
キュートの存在を平太は忘れてしまい自分の想像の産物にしてしまうようだけど、その存在を一番身近な奥さんが信じ続け
そして実在したことを証明してくれた。
上手いこと言えないけど、でもほんとにいろんなメッセージが詰まったいいドラマだった。
繰り返し見ると、毎回その度にいろんなことに気づかせてくれる。

でも、未来の奥さんに会うのは早すぎる気がするけどねぇ。
数年後、大学生の平太がQ10そっくりの女の子に会うっていうので終ってもよかったんじゃない??